調査研究事業

県内外及び国内外で生起している様々な人権問題の現状や人権啓発等の取組みの様子を踏まえながら、今後、鳥取県内において一層の取組みが必要なテーマを選定し、調査研究を行っています。その成果は、人権学習資料や人権学習教材、機関紙、メールマガジン、ホームページ等を通じて、広く地域に提供しています。

調査研究テーマ

2023(令和5)年度は、以下のテーマで調査研究を行っています。

〇人権啓発者のバイアス

〇暮らしの中の「同調圧力」

〇衣〜アシタ、なに着る?

〇ビジネスと人権

〇何が差別にあたるのか?(間接差別と関連差別)

〇その他(過去に行ったテーマについての研究)

調査研究の成果や進捗状況は、本ホームページや機関紙、メルマガ等で発信します。

実施状況(調査研究エッセイ)はこちら

過去における研究テーマ(参考)

R4年度 続 今後の部落問題学習をどう展開するか、子どもの人権、人権啓発者のバイアス、暮らしの中の「同調圧力」、衣〜アシタ、なに着る?、ビジネスと人権、何が差別にあたるのか?(間接差別と関連差別)
R3年度 偏見、災害と人権、対話による人権学習、新型コロナウィルス感染問題、今後の部落問題学習をどう展開するか、働く場のハラスメントと人権、子どもの人権
R2年度 働く場のハラスメントと人権、インターネットと人権、偏見、災害と人権、対話による人権学習、新型コロナウィルス感染症問題、続 今後の部落問題学習をどう展開するか
H30・31(R1)年度 今後の部落問題学習をどう展開するか
H28・29年度 超高齢社会の人権尊重
H27・28年度 共に生きる社会をめざして
-合理的配慮の推進に向けて-
H26・27年度 人権啓発・教育再考
H25・26年度 人権尊重のコミュニケーション
H24・25年度 外国人と人権
H24年度 災害と人権
H22・23年度 労働と人権
H20・21年度 企業と人権
H19年度 権利を基礎にすえた人権啓発
H17・18年度 プライバシーを巡る諸問題とその啓発・教育について
H15・16年度 県内人権教育の課題と提案
~支援・協力のあり方を中心に~
H14年度 印刷物から探る効果的な人権啓発資料
H13年度 啓発手法の効果と課題そして提案
H12年度 センターから見た人権学習の現状と課題、展望

研修手法等の開発研究

ワークショップ型研修や「対話」型研修など、効果的な学習手法の研究、改善、導入等に取り組んでいます。

人権学習資料に関する活動

調査研究事業

人権学習資料

当センターで行われた調査研究の成果を「人権学習資料」として発行しています。
センターでご覧いただくことも可能ですので、是非ご来所ください。
2020(令和2)年度より、人権学習資料は、従来の小冊子スタイルをリニューアルし、人権研修等で配布に便利なリーフレットや、施設等に掲示できるポスター等に変わりました。

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人権学習教材に関する活動

調査研究事業

当センターが様々なテーマで行ってきた調査研究の成果を活かして、研修会等で活用できる教材を開発しています。各頁をコピー印刷すると、そのまま配布資料やワークシートとしてお使いいただけます。

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研究紀要に関する活動

調査研究事業

研究紀要

当センターが行っている調査研究の成果として小論文を掲載している他、部落史に関する小論文、また県内において人権啓発や人権保障に関わる活動を行っている団体の活動報告などを掲載しています。当センターの正会員と賛助会員の皆さまに配布しているほか、当センターで貸出も行っています。

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「『共に生きる社会』をめざして」聞取り調査報告書

調査研究事業

 当センターは、平成 27年度から 28年度にかけて「共に生きる社会をめざして(障がい者と人権)」をテーマに調査研究を実施し、鳥取県内にお住いのさまざまな障がいがある方々に聞取り調査を行いました。日々の生活や仕事を通じて感じておられること、さまざまな体験、社会に対する思いや期待などについてお話をうかがう中、お一人お一人の生活感や生き方を通じて、障がいの問題を自分の生活に連なる身近な社会の問題として考えることができました。
 そこで、多くの方とこれらのお話を分かち合いたいと考え、聞取り協力者の方々の同意を頂いて、聞取り調査報告書「障がいのある人と『出会う』―県内に暮らす障がいのある人の語りを通じて―」を作成しました。希望される方には報告書の画像データをお送りします。報告書を通じて、あなたも障がいのある方々と「出会っ」てください。その「出会い」が、障がいのあるなしによって分け隔てられることのない、お互いに尊重しながら暮らせる「共に生きる社会」へとつながることを祈っています。

鳥取県人権文化センターのその他の活動

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