R7 人権勉強会の実施報告④(動画を活用した研修)
実施日 :令和7年10月16日
対 象 :株式会社山陰合同銀行 鳥取県東部、各支店の同和(人権)問題研修推進員等 16名
学習テーマ:啓発動画の研修等への活用(対象動画:バイアス、ミナオス?)
今回の勉強会は、センターが制作した啓発動画「バイアス、ミナオス?」を、参加者の各職場で実施される職場研修でどのように活用できそうか、実際に研修を企画・実施する方々と一緒に考えていきました。
【会の流れと概要】
❶まずは体験(センターが作成した参加型の研修プログラム案を模擬的に体験)
*進行役はプログラムを作成した当センター職員。
❷体験後の一言感想&センター職員から、プログラム案の補足説明(代案紹介等)
❸皆で活用方法を探る(各職場研修でどう活用できそうか? など)
今回提案したプログラム案は、普段、職場の中で「当たり前」のこととしてきたことの中に問題がなかったか、バイアスをヒントに考えていくものでした。また、今回は、職場ごとに様々な研修スタイルを想定する必要があると思い、体験してもらったプログラム案について、代案を多く用意して、プログラム体験後に紹介させていただきました。
参加者の皆様からのご意見をいただく中で、多忙な中で確保した貴重な研修時間を、いかに有効かつ効果的に活用するか、より真剣に考える機会となりました。加えて、短時間でもしっかり学び合うための方法は多様に考えられることを再認識できたことは、センターの今後の啓発を考える上でとても参考になりました。さらに、冊子版の「バイアス、ミナオス?」でのみ紹介しているバイアスの中に、職場研修に適したものがあることを教えてもらいました。
学び合いを体現する場であったように思います。
改めてこのたびは、人権勉強会にご参加いただきありがとうございました。動画を活用した研修案について企業でお話をするのははじめてのことで、いろいろと学ばせていただきました。今回、皆様からいただいた案やご意見を意識して、より効果的なプログラムづくりに励んでいきたいと思います。
また、実践の感想を聞かせてくださいね。



★「啓発者のための人権勉強会」事業について、詳しくはこちらをご覧ください。
→啓発者のための人権勉強会 | 公益社団法人鳥取県人権文化センター (tottori-jinken.org)
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