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R7 人権勉強会の実施報告⑥(講師力について)

実施日  :令和8年1月20日
対 象  :鳥取市総務部人権政策局人権推進課 人権教育推進員など 16名
学習テーマ:講師力について考える

       

 今回の勉強会は、人権学習会(研修会等)の講師に必要な「講師力」について、地域の人権啓発に携わっておられる参加者の皆様と一緒に考えていきました。

【会の流れと概要】
❶「講師力」と「講師の評価軸」の紹介
 ・センターが考案した「講師力」と、それを分析するための「講師の評価軸」について。
  ★評価軸は、「講師の話し方や態度」「プログラムの構成や内容」「資料(スライド、
   配布資料)」の大項目があり、その下に、それぞれ小項目があります。
❷他者の模擬実践を観察・分析してみよう
 ・観察対象(講師と実演テーマ)の紹介(センター研究員が講師役として実演)
 ・分析項目の選定(分析したい要素を、評価軸の大項目から1つずつ選んでもらう)
 ・模擬実践の観察
 ・観察した内容の分析整理
❸分析・観察した内容を共有してみよう(グループで共有→会場全体で共有)
❹模擬実践の講師役のコメント ほか


 講師力や、それをはかる評価軸を知り、それに基づいて他者の講演を分析するというのは、多くの参加者にとって新鮮な経験となったのかもしれません。

 模擬実践の観察・分析では、ご自身の講師経験などに引き付けながら、実践的な文脈でのご感想やご意見をいただきました。講師役を実演した者として、勉強になる気づきもいくつかありました。
 たとえば、講演内容(特に配布資料にはない、口頭のみで伝える内容)を参加者がメモする時間をどの程度とるかは、参加者層によって異なる場合があること、また、配布資料に講演内容をどこまで盛り込むかは、講師の考え方(中には、参加者の要望を踏まえての考え方)により違いがあること などです。 自分1人で判断できることもあれば、組織やチームとして合意を得て方針を定めることもあると思いますが、いずれにせよ、自分だけの「こだわりの殻に閉じ籠らない」方が良いだろうと感じています。

 今回は、センターの研究員が実演をして参加者の皆様に観察・分析・評価をしていただきましたが、今後はぜひ、参加者の皆様自身が実演をして、お互いに観察・分析・評価し合える機会が持てるといいですね。
 講師役をして、他者に観察等をしてもらうとき、「勇気がありますね」「自分には無理かも」と言われることがありますが、模擬実践を周りから観察・評価・分析を受けることを、「勇気がある行為」と思わなくて済むような、前向きにチャレンジし合えるような関係性や組織をつくることも、同時に必要になると思います。

 改めて、このたびは、「人権勉強会」にご参加いただきありがとうございました。
 私自身にとっても学びが多く、とても愉しかったです。

 

★「啓発者のための人権勉強会」事業について、詳しくはこちらをご覧ください。
 →啓発者のための人権勉強会 | 公益社団法人鳥取県人権文化センター (tottori-jinken.org)

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